ぐるぐる回すという概念
司法試験は日本最難関と言われる試験です。
新司法試験に変わる前の旧司法試験は合格者が2,3%という
超難関中の難関だったわけですが、その時代に合格することは
至難の業となるわけです。
しかし、一定の人はある技をつかって
一発、あるいは二回目の受験でスパっと合格してゆきました。
いったい、彼らはどのような技を使っていたのでしょうか?
それが今回のタイトル・弁護士が教えるTOEIC勉強法です。
まず司法試験は範囲が膨大なので、試験範囲を意図的に
絞らなければなりません。
絞る際の基準は2つです。
「出ないものは捨てる」
「わかっているものは捨てる」
です。
範囲が膨大な故に、全ての問題にあたっている暇はありませんから
まずは上記2つを基準に「出るもので、まだわかっていないもの」に絞るわけです。
そして、それらをぐるぐる回していきます。
ぐるぐる回していくうちに「出るもので、もうわかったもの」の数が増えてゆきます。
それはもう覚えなくていいわけですから、また次のステージに移ることが可能です。
これを繰り返して「出るもので、もうわかったもの」の数を増やすことで
覚える量をどんどんと少なくしてゆくのです。